2019展示会作品「終わりの始まり」

最後の展示会ということで。最後らしいタイトルをつけてみました。「終わりの始まり」。
タイトルの意味は、ドラマでいえば、「最終回が始まったよ!」って感じです。

この作品の形、何かを飾りたかったのだと思います。この形を作った方は、作品を完成させる前に天に召されました。
作り終わるころには、何を飾りたかったのか分かるかもしれないと思いながら、作りました。
何も思い浮かぶことはなく。貼り終わりました。

そして、この和紙。こちらも、和紙でお人形を作っていた方がお亡くなりになり、お友達を介して、譲っていただいたものです。
お二人の和紙が大好きなおばあちゃんの思いをのせた作品です。
おばあちゃんたちの人生は、終わったけれど、おばあちゃんたちが手にしたものは、形となって、後世に残る。
人との出会いがあれば、不思議と必要なものは、次の世代へ引き継いでいかれるんだと思います。

京雅の展示会も今年が最後となり、お教室もいったん終わりとなりましたのは、ほんとに残念です。
でもこの変化を次の形へと変えて、人生の中のひとつの楽しみとして、京雅を続けていけたらと思っております。
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