上から下へ見下ろす飾りをあえて作ってみるために・・・ 玄関に置く花台
当初は、床の間に花を飾る時に使用する花台(かだい)をイメージして作りました。床の間とは、畳の部屋にある飾ることを目的とした空間。
今の住居には、床の間があるお家の方が少なくなってしまいましたが、昔は、お客さまがくる前には、床の間に、飾るお軸を変えて、花を生けて・・・。四季に合わせた飾りを楽しみ、お客さまのおもてなしをしたのだと思います。
床の間の飾りを見るまでには、お客さまが部屋に入り、畳に座ってから床の間の飾りを見るという流れがあります。今の住居環境では、洋風化してきている中で、床に座ってから飾りを見るという足元の低い位置で、飾りを鑑賞するというものは、少ないですね。
イスに座ることが多いので、テーブルの上に置いたり、棚の上に飾りを置いたりするのが一般的に多いのかもしれません。
人の見る角度には、目線と同じ高さ、上から下を見下ろす視線、下から上を見上げる視線の3方向あると思います。その中の、上から下を見下ろす視線に飾りものを置くって、あまりしないですよね。あまりしないだけで、してみると以外に素敵だったりします。
実は、飾っている意識は無いけれど、玄関に芳香剤を置いていたりしていないですか?意外と目立たないように隠して置いていたりしているかもですね。
思い切って、目立つように飾ってみてもいいかもしれないですね。
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