お月見のテーブルコーディネート お皿のかたちやデザインから感じるお月見
昨年のテーブルウエァ・フェステバルが縁で、仲良く交流させていただいている西巻さんのテーブルコーディネートセミナーに行ってきました。
今回勉強したテーブルコーディネートは、お月見。お月見を感じるお皿、器を見せていただき、お月見と近代漆器について勉強してきました。
我が家のお月見は、小さいデーブルにススキとお団子を置いてお月様を見るのが先かお団子を食べるのが先かという程度。
夜の空に光るお月様をイメージしていると感じる、黒をベースとして金色のお月様のような丸いお皿や、丸い形のお皿。
金色がひとつ入らないと、お月見っぽくならないだろうなと思いましたし、逆に金色がひとつ入るだけでお月見っぽく見えることもわかりました。
今回、心にグッときたのは、黒い折敷と金色の丸いお皿。このテーブルコーディネートで、京雅の作品に置き換えられるものとしたら、この2点かなと。
(何かを見る時に、これダンボールと和紙で同じ物作れないかなって考えてしまうヘンな癖がついてます…。)
空間を飾る時、面積が大きく取られるものがその空間のメインとなるというか目立ってしまうものこそが大事なもの。テーブルの上で見ると、それが折敷なんだろうなって感じました。実は。このテーブルコーディネートセミナー後、急に折敷を作りたくなって作っています。
テーブルコーディネートセミナーは、私にとって、絵画を見るような感覚と似ています。絵画は、知識・技術・基礎がきちんとあって、作られるもの。その知識・基礎を知って鑑賞すると、ただ見るだけより楽しさや気づきが増す。
テーブルコーディネートも、知識・技術・基礎がきちんとあって完成されるもの。その知識をちょこっとレクチャーを受けながら、今までみたことないお皿や器の色合いや形を見たり、テーブル全体のコーディネートを見たり。ひとつの絵画を見るような楽しさがある西巻さんのテーブルコーディネートセミナー。またタイミングがあったら行ってみようと思っています。
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